[NEW]携帯サイトをなんとなく作りました。DoCoMo au Softbank対応ですがその他は未検証。
長野県小諸市の宗教法人「紀元会」の女性会員(当時63歳)が今年9月、集団リンチを受けて死亡した事件で、会員の二女で犯人隠避罪に問われた森美智子被告(26)と夫の初公判が21日、長野地裁(土屋靖之裁判官)で開かれ、2人とも起訴事実を認めた。
一連の事件では会員23人が起訴されているが、公判が開かれるのは初めて。検察側は冒頭陳述で、同会創設者の死後、会員数が激減する中、創設者の二女(49)(傷害致死罪などで起訴)らが暴力を正当化し、「カルト化を推し進めた」と指摘した。
検察側によると、創設者の二女の窪田康子被告らは、「真剣な『思い』があれば、暴力も許される」として家族同士で殴り合いをさせたり、「やめれば命を落とす」などと会員を脅迫したりした。
また、集団リンチ事件についても、森被告が数年前、窪田被告の娘に対し、冗談のつもりで避妊具を見せたことを窪田被告らが蒸し返し、娘が神聖不可侵であると会員に印象づけるため、制裁を加えることを事前に決めていたとした。
起訴状によると、森被告と夫の池勇治被告(31)は、すし店経営奥野元子さんへのリンチ終了後の9月25日未明、すし店内のイスを倒すなどして犯行現場をねつ造、警察官に虚偽の事実を申告し、元子さんへの暴行に加わった会員らの犯行を隠した。